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前回は
セラピストと身体が不自由な方が共に
同じ方向に向かって
治療に取り組めるように関係性を築くことから
はじめていくことが大切になってくると
説明をしました。

前回の内容はコチラ⇒
 ヒトとしての関わり方

ではどのようにすれば、
同じ方向に向かって治療に取り組むことが
出来るのかを考えていく必要が
ありますね。

今回はリハビリテーションでの
考えを私なりに深めていければと思います!





リハビリテーションに関わるスタッフなら
一度は耳にしたことがあると思いますが、
今回は、ICIDHとICFの概念から
見直してみましょう。


私たちが病気や怪我をすると
関節に炎症が出現したり、痛みが出たり
または麻痺によって手足が動きづらくなるなどの
問題が生じます。これを機能・形態障害といいます。

それら機能・形態障害によって
動きも鈍くなったり、歩けなくなったりと能力にも
問題が生じてしまい
さらにそれが社会的不利として、仕事に行けなくなった
車椅子が必要になったなどの問題を起こすというように
一つの障がいによって、社会活動までもが
問題として現れてきます。


これがWHO(世界保健機関)が
1980年に考えられたICIDHという
考え方です。


ICIDH

しっくりきますよね~(^◇^)


しかし!!!

2001年にWHOが考えを見直しました☆



障がいというマイナスだけでなく、
障がい者がもつプラスの面にこそ着目しよう

という新しい考え方に変わりICFという考え方を
持つようになりました。




では臨床に戻ってみます。


前回の記事「ヒトとしての関わり方」でも
お話ししたようにセラピストの評価と治療が
身体だけを評価していては
身体が不自由な方と同じ方向に向いて
治療に臨むことが難しくなります。


というのも、1980年に考えられた
ICIDHの考えでは
身体が不自由になった部分を評価・治療し
それがどのような動作に影響を及ぼしているのかを
考えて不自由になった部位に対して
その不自由になった動作の改善を図っていくように
アプローチをしていくという考えでした。


つまり
関節が曲がりにくくなったから
その部位の関節の動きを治療するということや
腰痛がある人に対して直接的な部位ではなくとも
身体の他の部位を治療して腰痛の軽減を図るなど
結局は不自由になった部位の改善を図ることで
動作の改善にもつながるという考え方です。


とても重要な評価ですね(^○^)


しかし、
それだけでは改善しない患者さんがおられるのも
事実なんです。回復期病院では特に!?


腰痛は治っているはずなのに
日常生活で全然動いてくれない・・・(+_+)

関節の動きは改善しているし
筋力も十分にあるのに上手く歩けない・・・(+o+)


でもなぜか
その方が趣味であった園芸や家事、犬の世話を
してもらうとイキイキと動いているし
痛みの訴えは聞かれない・・・という経験は
ないでしょうか?


ではどのような評価が足りていないのか?


そうなんです!!


★★真の生きることの全体像★★


つまり・・・


2001年に改定された
ICFの考え方が治療で大切になります。

ICF

ICFというのは図のように
身体的な評価のみではなく
ヒトとして
心と身体の関係やその方の活動、社会参加
また日常生活を過ごす上での様々な因子、
そして、主観的な体験なども含めて
今どのような状態にあるのかを
双方から考えていく必要があります。


そして、ICFにおいても
障がいを三つのレベルで把握しようとする点は
以前のICIDHとなんら変わらないんですが
ICFでは「マイナスよりもプラスを重視する
という考えになってきました。


つまり、ここが悪いから治すのではなく
それらを治していくためには
身体に不自由を抱えている方のプラスの面は
どこにあるのか?というように
ヒトとして全て相互的に関わりもちながら
考えていく必要があります☆


そのためには、セラピスト一人で考えることが
難しいかもしれません((+_+))


ではどうするのか!?


これだけではないと思いますが、出来ることとして
身体が不自由になった方と対話をしながら
様々なことを情報収集していく必要がありますね~


そして回復期病院では特にチーム医療として
他の職種のセラピストとの情報交換をしながら
身体が不自由な方に対してどのように関わっていけば
良いのかを十分に話し合う必要があります。
(回復期病院に限らずだと思いますが…)


私たちは身体が不自由になった方が
イキイキと社会参加できたり生活の質が向上
出来るように援助して
いくことが
大切な役わりでもあります♪♪


そこにはセラピストの手で感じる身体の異常や
目で確認できる身体の異常のみではなく
トータルでヒトを診ていく必要があると考えます。


たくさんの情報収集していく中で
身体が不自由になった方に対して
どのような関わりをもって接していけばよいのかを
考えることもできるでしょうし、
治療アプローチも考えることが出来るかも
しれません(^◇^)


意外と出来ているようで不十分なのが
今回お話ししたICFの概念ですね


私も自分の臨床を見つめなおします。

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