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今回は、脳卒中片麻痺の
リハビリテーションの現場でみかける
長下肢装具(KAFO)短下肢装具(AFO)についてです


主治医の指示により装具処方の指示は出て
採型に立ち会うが価格がよく分かっていないという
ことはないでしょうか?


当院でよく使われる短下肢装具の種類を挙げて
おおよその相場価格をご紹介します(^○^)


ちなみに
脳卒中後の装具については
使用されるユーザーの体格や
麻痺の重症度に応じて
様々なオプションがあり、値段も様々です★








ほんと近年の装具療法の進歩は速く
脳卒中ガイドラインにおいても
エビデンスを獲得しており
早期からの装具療法などが推進されています


また日々色々な装具が開発されており
どのように調整するのか、またどのような機能特性があるのか
分からない場合があったりします(@_@;)


ではそれぞれについて
簡単な特徴も含めて紹介していきたいと思います

両側金属支柱型長下肢装具(ダブルクレンザック継ぎ手)
★両側にある支柱が脚の付け根まで被う下肢装具
★早期立位や早期歩行時に使用することが多い
★下肢の支持性が乏しい場合に処方される
★膝継ぎ手や足継手の種類によって価格は変動あり(以下の価格:足継ぎ手はダブルクレンザック継ぎ手として)

ダブルクレンザック

相場:14~15万(リングロック)、16~17万(ダイヤルロック)、16~18万(SPEX スペックス)
リングロックダイヤルロックスペックス


※SPEX スペックス継ぎ手※
○筋力に応じて、コイルスプリングによる伸展補助力の微調整ができます。
○伸展可動は、0°~60°の範囲で調節できます。
○膝軸は後方オフセットジョイントにより、安定性が得られます。
○屈曲拘縮の矯正は、0°~60°の範囲で常に一定のスプリングによる負荷がかけられます。
○コイルスプリングはスチールロッドと交換することで屈曲制限及び固定式として使用可能です。




両側金属支柱型長下肢装具(ゲイトソリューション継ぎ手)
足継手は油圧制動で滑らかな踵接地が可能。より自然に近い歩行の獲得を目的としている
相場:上記長下肢装具に+α4~5万
長下肢装具(P24)


両側金属支柱型短下肢装具(ダブルクレンザック継ぎ手)
両側に金属支柱が付いている装具。
固定性は高いが重い。
重度の麻痺やふくらはぎの筋緊張(こわばり)が強い場合に適応となる。
左右にあるネジを調節することによって、足首の曲がる角度が調整できる
金属支柱型AAFO





プラスチック製短下肢装具


靴べら式短下肢装具(シューホンブレイス)
金属支柱の装具よりも軽くて安価だが固定性は劣る。
中等度の麻痺やふくらはぎの筋緊張(こわばり)が軽度の場合に適応となる。
相場:5万前後

シュ-ホン


タマラック継ぎ手付き短下肢装具
背屈運動を補助し、底屈運動は制限がかかる
ジョイントは特殊なウレタン製で、更にジョイント中心部には
特別な補強材が使用されている
相場:6万弱

タマラック


ウィングフォーム(WING FORM AFO)
プラスチック装具
底屈制動可能で、軽量かつコンパクトな装具
後面にある樹脂製ストラップにより底屈の制動を調整出来る
相場:6~7万弱

ウィングフォーム
参考URL:ウィングフォームカタログ


P.D.C アンクルジョイント付きプラスチック製短下肢装具
継手に底・背屈制動ができるWクレンザックの機能を持っています。
側方の安定性は支柱付きに比べて劣るが、リハビリシューズと併用して使用可能
相場:8~9万弱

PDC.jpg


ゲイトソリューション継ぎ手付き短下肢装具(AFO)
足継手は油圧制動で滑らかな踵接地が可能。より自然に近い歩行の獲得を目的としている。
麻痺が軽度で歩行時に膝の動揺が少ない、ふくらはぎのこわばりが軽度の場合に適応となる。
相場:9~10万

プラスチックGS


ゲイトソリューション デザイン
継ぎ手は上記のものと同様であるが、よりデザイン性のある商品(既製品のみ)
有名な野球選手が脳卒中後に使用されている装具
普段の靴と併用して利用可能
相場:12~15万円

GSデザイン


RAPS(Remodeled Adjustable Posterior Strut)「ラップス」
調整機能付き後方平板支柱型短下肢装具「TAPS」の後継モデル。
付属の工具で足首の角度調整が可能。カーボン製の後方支柱を交換することで固定性も自由自在。見た目もスマート。
重度から軽度の麻痺まで適応は広い。「機能性」「調整性」「外観性」に優れた装具。
相場:12万前後

RAPS.png


オルトップ
プラスチック製の簡易型装具。
下垂足や軽度の内反尖足(つま先が内を向いてしまう)、歩行時に膝の動揺が少ない、ふくらはぎのこわばりが軽度の場合に適応となる。
相場:既製品:3万円弱
相場:オーダーメイド:5万円弱

オルトップ


CEPA(セパ)
柔らかなシリコン素材のベルトを足首に巻きつける簡易型装具。
軽度の下垂足・内反尖足が適応。
装着感が良く靴も履きやすい。
相場:既製品:2万円弱
相場:オーダーメイド:4万円弱

図1


エバーステップ
ご軽度の麻痺をお持ちの方で、長距離歩行時に足首が緊張しやすい方などに使用する場合がある
一般的な使用は、足首の捻挫後の固定などに使用される
相場:1.2万

エバーステップ


本当に沢山の種類の短下肢装具があります


セラピストはこれらの下肢装具は基本として
様々な長下肢装具や短下肢装具
また継ぎ手についても知っておかなければいけません。


装具や嫌だとか
ネガティブな印象がある方もおられますが
徒手的な技術以外にも
様々なことを押さえおき、
それを吟味し仮説検証作業を繰り返していくことが
臨床の最前線では求められています


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