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去る2月6日に
大阪で開催された
当事者と医療従事者の情報交換会を
主催者として参加してきました★


是非一度読んでいただければ幸いです!!!








ある日突然
あなたの大切な親族が
脳卒中発症し身体が動かせない
言葉を話すことが出来ない状態になり
リハビリテーションを受ける時
看護を受ける時
今のあなたの関わり方で
当事者の失いかけている希望を
未来へ繋げてあげる作業が行えますか?



もしあなたが
当事者やまたその家族であれば
完璧は望まなくても
全力で関わる医療従事者の姿勢を
求めるのではないでしょうか?

しかしその関わり方は
自分の大切なヒトにだけで
良いでしょうか?


ブログを読んで下さっている方は
自分の大切なヒトに
してもらいたい関わり方が
臨床の場で実践出来て
いるでしょうか?


この設問にあなたは首を
一体どちらに動きますか?

縦に動かせますか?
横に動かしますか?

それが今の答えなんです

関わる方全てに全力を注ぎ込む

どれだけの仕事をこなしたかではなく
どれだけ想いを込めて
取り組めたかが求められています


それでもまだ
筋緊張が・・・
高次脳が・・・
認知症だから・・・
感覚が悪いから・・・
と口にしますか!!!!!!!


もうその発言やめましょう!!



先週の
当事者と医療従事者との
情報交換会で
正直私は自分の臨床に
自信を持って首を縦に大きく動かせませんでした。


過去の臨床が不十分だと感じ
とても恥ずかしい気持ちと
そうしなければと思いながらも
十分に実践出来ていなかった自分に
気づかせて頂けて
講演してくださった4名の当事者の方に
感謝の気持ちでいっぱいでした。


脳卒中を患った身体で
過去の辛い体験を話すというのは
肉体的に精神的に非常に辛いことだと感じます


そんな中で4人の当事者の方が
それぞれの経験を語って下さりました


当事者の4人が事前に
打ち合わせをしたわけではありませんし
こちらからキーワードを
伝えたわけでありませんでしたが
4人が揃って訴えていたキーワードが2つありました

1つ目は
『傾聴』



聞いている“つもり”では
ダメなんです

時間がないからでは
ダメなんです

方針に従ってもらうでは
ダメなんです

病院の都合で・・・では
ダメなんです

身体の治療だけ施術して
満足気になっていては
ダメなんです


自分の大切なヒトが
同様の対応をされるとなると
どう感じますか?


考えてみてください


2つ目は
『希望を与え続ける』


「もう手は使えないでしょう」
「命があっただけありがたいと思いなさい」


麻痺して痺れているのに
筋肉が硬くなるからと
ひたすら筋肉を伸ばされる・・・
「痛い」と訴えても
硬くなりますよと言われて伸張を続けられ
『リハビリ=我慢する毎日』


「ボトックス注射したから我慢して伸ばしましょう
痛みに過敏だったり大袈裟過ぎます」
と悶絶と絶える日々

「ここで座っていてください」
とひたすら座らされるだけ・・・


失語で言葉に詰まる私の発言を待つことなく
勝手に解釈して誘導される・・・




このような対応がされている医療現場で
希望を与えることが出来ているのでしょうか?


何気ない一言一言が
当事者にとっては非常に心に残り
傷つき、未来への絶望感などを生じさせてしまいます


It is by your own eyes and your ears and your own mind and (I may add) your own heart that you must observe and learn.
あなたが観察し学ばなければならないことは、自分の目で見、聞き、そして心で感じること



作者サン=テグジュペリが最後に書いた一文…
“心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ
 かんじんなことは、目に見えないんだよ”



臨床の中で
セラピストが表現した言葉は、必ず患者さんは意識します。
誰もが元のように健康になりたくて、
少しでもよくなりたくて病院に来ているのだから…
とすると、医療従事者の
口頭指示内容や表現の仕方・タイミングなどに工夫を加え、
その患者さんに必要な理解できる方法を様々な視点から
柔軟に考えなければならないのではないでしょうか?


そこにはセラピストの
伝える口頭指示、言葉を聞き出す質問能力、
安心・信頼を与える高い次元での
目では見えない
コミュニケーション能力や臨床知識・技術が求められるはずである


患者一人一人を気遣ってほしいと思っている。
病める哀れな人間と向き合っていると、
われわれは人間の真の姿を見、
その弱さを目の当たりにする。
そんなとき諸君は、人間を見下すことのないよう、
心を柔軟にして優しい気持ちを常に持ち続けてほしい

(William Osler, 1849-1919)


患者の一人称記述(主観的発言)と医療従事者の考えや捉え方
この両者が同じ方向性を向けるように
我々は当事者の気持ちを大切に
臨床に取り組まなければいけないと感じました


最後に『傾聴』について

この「聴く」という
漢字を分解してみると、下記のようになります。

耳  十  四  心

耳だけでなく、十四の心で聴こうという意味です 。
また「聴く」とは、耳に目と心を+しているから、
心をこめて、心の目で見て感じて聴くことが
非常に大切だと思います。


(01)『美しい』心で聴く
(02)『新しい』心で聴く
(03)『広い』心で聴く
(04)『楽しい』心で聴く(きいて、たのしくなる)
(05)『嬉しい』心で聴く(きいて、うれしくなる)
(06)『面白い』心で聴く(きいて、おもしろさがわかる)
(07)『微笑み』の心で聴く(きいて、ほほえましくなる)
(08)『素晴らしい』心で聴く(きいて、すばらしさがわかる)
(09)『悲しい』心を聴く(悲しみを共感する心で聴く)
(10)『苦しい』心を聴く(苦しみを共感する心で聴く)
(11)『愛しい』心で聴く
(12)『労わる』心で聴く
(13)『憂う』心で聴く
(14)『感謝する』心で聴く

(01)感謝する心で聴く。
(02)温かな心で聴く。
(03)新しい心で聴く。
(04)愛しい心で聴く。
(05)嬉しい心で聴く。
(06)清らかな心で聴く。
(07)共感する心で聴く。
(08)素直な心で聴く。
(09)楽しい心で聴く。
(10)平等な心で聴く。
(11)広い心で聴く。
(12)真心で聴く。
(13)優しい心で聴く。
(14)冷静な心で聴く。

(01)受容する心
(02)共感する心
(03)好意的な心
(04)興味を示す心
(05)肯定する心
(06)優しい心
(07)理解する心
(08)ゆったりした心
(09)誠実な心
(10)先入観のない心
(11)明るい心
(12)公平な心
(13)信頼の心
(14)感謝の心


技術講習会も大切ですが
もっともっと大切な部分を学びませんか?


このブログでは伝えきれない
当事者の訴えや、場の雰囲気をみなさんにも
感じていただきたいと強く思います!!!

3月に東京でも開催します!
未来への一歩~当事者の「声」を明日に活かす in 東京

詳しくは →コチラ

関西発 回復期リハセラピスト social reha blog 「HABISTA」
理学療法士 西川和宏

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