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麻痺を呈されると
・ 身体が動きにくい硬い
・ 力が入らず、グラグラして支えれない
・ 痺れていて触ってほしくない
・ 覚醒が乏しい
・ 伝えたいことが言葉にならない
・ 言われたことが理解出来ない
・ 半身が認識できない
・ 空間が歪んで感じる

など
ほんの一例ですが
このように色んな症状が
出てしまいます


そんな方への
関わり方で考えさせられる
相談メールを頂きましたので
少し私なりの
考えをまとめてみようと
思います





とある地方の病院セラピストから
職場の相談頂きました。



詳しく書くといけませんので...

少しボンヤリさせながら説明します


セラピストは女性
症例の男性で体格は中肉中背
軽度の運動麻痺ですが
覚醒が低く開眼もままならず
指示が入りにくい状態の方で



セラピストは積極的に
座らせて
抗重力肢位を
求めて行っていました



それでも
覚醒が変わらなかったのか
途中から立位練習に変更


そして、1人では
介助して立たせることが
出来ないということで
看護士や他のスタッフにも
協力をしてもらい
つまり3人介助で
立位をとって
刺激を入れるようにしていたそうな


まぁこれくらいなら
あるのかもしれませんね。。。


しかし問題はこれではありません



相談を頂いたセラピストは
立位練習後に耳を疑う言葉を
聞いて、居ても立っても居られないと
私に相談して下さいました


その言葉とは

「はぁ〜〜シンドイ、もっと立ってよ〜〜」

「いい刺激になったはず」

「私の腰が壊れるかと思ったわ」

「全然起きないね」

「汗かくわ」
という言葉だったと。


このメールを貰い私も驚きました


完全に医療者の都合で治療をしていますね



患者さんの気持ちや身体状況の評価して
適切な声かけでしょうか?


この患者様は確かに覚醒が乏しいしいので
自らどうして欲しいとか意見を言えないかもしれません



しかし、言えないから
そんな声を治療後にかけても良いのでしょうか?


多分家族さんはおられなかったのでしょうが
本当に医療者としての人間性が問われますね


今回相談してきた方は
その治療しているのが先輩だっため
何も言えなかったようですが悶々としていたようです


自分が当事者本人だったり
ご家族だったらどうですか?


失礼すぎまぜか?
無責任すぎませんか?


こういったことを
軽々と口にしているのでは
良い治療が出来ませんし
患者さんも良くならないと
私は思います


最近のエビデンスで
早期からの積極的な立位練習などが
推奨されています



エビデンスに記載されている治療をただ行えば良いのではなく
その背景にあるもの
リスク管理、身体機能、環境設定、患者側の思いや内面など
多角的に評価して課題設定を
しなければいけません


適切な課題設定と簡単に言えますが
非常に難しいものです


良くなってもらいたい
覚醒を上げたいのは
とても分かります


しかし今回のケースの方は、表には現れなくとも
身体、心ともに酷く傷ついているはずです


今の状況では本人は言葉が発せられないかもしれません
しかし、必死に頑張っておられます


あなたは全力でやっている方に
他人からケチつけられたらどんな気持ちですか?


これは決して重症患者さんだけではありません!!!

治療を受ける全ての方にいえると思います

先生だから言い出せない」と思っている
当事者の方やご家族の方は沢山おられます

今回の一件は
私も含めもう一度考えなければ
いけませんね。


こうやって相談してくれた仲間に
感謝です



また初心に戻り
治療者として大切な部分を考えることが出来ました



当事者の言葉をもっと知る必要がありますね!


この冬にも
当事者の声を届ける会を開催する予定です


これも準備を進めていきます



【大切に言葉】
ミルトン・エリクソン
治療に抵抗するクライエントなんていない
柔軟に欠けるセラピストがいるだけだ



チャールズ・ダーウィン
最も強いものが生き残れるわけではなく
最も賢い者が生き残れるわけでもない
唯一生き残れるのは
柔軟に対応できるものだ


図エリクソン

図ダーウィン

図1

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